CMA CGM(日本総代理店:CMA CGM Japan)はこのほど、御前崎港でリーファー・コンテナを利用した定期輸入貨物の取り扱いを開始した。
サービス開始に伴い、1月21日に御前崎港で記念式典が開催され、御前崎市長および静岡県と御前崎市、海運会社の関係者ら約40人が参加した。
今回輸入されたのは冷凍カツオ3トン。CMAがインド洋モーリシャスから東南アジアを経て、御前崎港へ輸送したもの。
同港では2004年にリーファー用の電源設備を整備。これまでは夏場の温度調整を要する工業貨物の単発利用にとどまっていたが、同港ファシリティでの保守管理体制が整い、初輸入が実現した。
CMAは日本〜マレーシア・シンガポール・フィリピン航路JPXで御前崎にウイークリーで寄港しており、御前崎港への定期的な食料品輸入で利用促進を図る。写真はリーファー・コンテナと電源設備を視察する関係者。