Ocean Alliance(OA)を構成するCMA CGM/Cosco Shipping Lines/Evergreen/OOCLの4社メンバーはこのほど、協調契約を2027年3月31日まで、10年間に延長することに合意した。
OAは、2017年4月の提携開始時に5年間の提携期間(オプション5年)としていたが、サービス開始2年目にして延長を決めたことになる。
OAの19年4月からのサービス体制は、太平洋航路:19ループ(北米西岸12ループ、 東岸・ガルフ7ループ)、欧州航路:7ループ、地中海航路:5ループ、大西洋航路:2ループ、中東航路:4ループ、紅海航路:2ループの全39ループ。ただし、メンバー船社によっては利用しないループが1〜2あるため、発表にばらつきがある。運航規模は約330隻/約380万TEU。
日本直接寄港は北米西岸航路のみとなっており、PSWルートでLos Angeles/Oaklandからの西航による東京寄港があるほか、PNWルートでPrince Rupert/Vancouver→横浜およびTacoma/Vancouver→東京/大阪のPSW・PNW計3ループでの寄港が継続されている。