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住友商事/豊田通商がミャンマーのThilawa港ターミナル運営で出資参画
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住友商事/豊田通商がミャンマーのThilawa港ターミナル運営で出資参画

 住友商事と豊田通商は1月30日、海外交通・都市開発事業支援機構(以下JOIN)と、ミャンマーのThilawa地区港における港湾ターミナル運営事業への参画を目的に、上組が新設する現地ターミナル運営会社であるThilawa Multipurpose International Terminal Co., Ltd. (以下TMIT)へ35%出資参画すると発表した。

 TMITが運営するターミナルは、Thilawa地区港に日本政府の円借款によって建設された多目的ターミナル。敷地面積16万5700m2、岸壁400m、ドラフト9mで、年間取扱能力は約20〜24万TEU。同ターミナルには、日本製の最新荷役機器一式が設置されている。

 昨18年3月に上組がミャンマー港湾公社(以下MPA)から運営権を獲得し、同12月に完工した。今年2月にMPAから引渡しを受け、4月の運営開始を予定している。

 ミャンマーは、過去5年間のコンテナ貨物取扱量が年率平均約20%のペースで急増している。すでに取扱量は年間100万TEUを超えており、今後もさらなる取扱量の増加が期待される市場とされている。

Last Updated : 2019/02/01