現代商船(HMM)は1月30日、シンガポールの大手港湾オペレータPSA Internationalとの合弁会社Yuanta-HPNTが、釜山新港Pier 4を運営するPSA-Hyundai Pusan New Port(PHPNT)の売買契約書を締結したと発表した。
オフショア開発のWaska Inc.が保有していたPHPNTの株式50%を取得するもので、投資額は2212億ウォン。そのうち1770億ウォンをHMM、442億ウォンをPSAがそれぞれ出資する。
今回の契約によりHMMは、2万3000TEU型の大型船が安定寄港できるバースを確保する。今後PHPNTの運営を通じて、アライアンス船社の釜山寄港を誘致し、積み替え貨物量とターミナルの収益アップを図る。
写真は契約セレモニーで、写真左から2人目がPSAのRoger Tan Keh Chai・北東アジア地域CEO、同4人目がHMMのYoo Chang-Keun・CEO。
