商船三井(MOL)が運航する6400台積み自動車船Grand Orion(写真)が1月23日、MOLの自動車船として初めてカンボジアのSihanoukvilleに寄港して、建設機械など約1万2000トンを荷揚げした。
現在、カンボジアへの自動車(新車・中古車)輸送は、主に海上コンテナ輸送と陸送が担っているが、同国のモータリゼーションの勃興により、将来的には自動車船での大量定期輸送の実現が期待される。
Sihanoukville港は同国唯一の大水深港として、日本からの支援により港湾整備が進められており、昨18年6月には大型船が着岸可能な多目的ターミナルが完成。大型自動車船の寄港も可能となった。
