仙台国際貿易港整備利用促進協議会が2月6日、都内ホテルに荷主や船会社、物流関係者などを招いて「平成30年度 仙台港首都圏セミナー」を開催した。
冒頭のあいさつで同協議会の 鎌田宏会長(上写真)は、「仙台塩釜港は昨年のコンテナ取り扱い量が27万8000TEUと4年連続で過去最高を更新した。また、昨年12月には中国船社SITCの定期航路が開設され、コンテナ定期航路が過去最多の10航路となった。こうしたコンテナ貨物の拡大に合わせて、昨年6月からヤード拡張や岸壁延伸工事を進めている。今後も仙台塩釜港の一層の利用促進に向けて、陸海空の関係団体と提携を図り、東北唯一の国際拠点港湾として国内外問わず事業展開を推進していく」と述べた。
セミナー後の交流会では村井嘉浩・宮城県知事(下写真)が登壇し、「成長が続く仙台塩釜港は、わたしが知事になった14年前と比較してコンテナ取り扱い量が倍以上になった。この先も国や仙台市など自治体と協力して、さらに使い勝手の良い港にしていく」とあいさつした。交流会では昨年のコンテナ取扱い量の27万TEUにかけて、27kgの仙台牛と27本の地酒が振る舞われた。
