名古屋港管理組合など関係6団体による“名古屋港懇談会”が2月1日、都内のホテルに船社/荷主/物流関係者など1000人以上を招いて開催された。
開会のあいさつで、名古屋港利用促進協議会の高橋治朗会長(写真)は、「昨18年は貨物取扱量1億9400万トン/貿易額17兆8200億円/貿易黒字7兆1511億円/完成車輸出138万台と、それぞれ日本一となり、コンテナ取扱量は270万TEUに達した」と好調な実績を語った。
続いて名古屋港管理組合の服部明彦 専任副管理官が、「金城ふ頭では昨18年12月に、完成車の取り扱い機能強化の岸壁改良に着工した。取り扱い量の10%はアジア生産車の物流ハブとしての実績であり、今後もそうした物流を取り込んでいく。コンテナでは飛島ふ頭東側の2バースを、水深12mから15mに増深する事業を進めており、完成すれば東側は連続1400mの水深15mバースとなる。飛島ふ頭南側の自動化ターミナルは改修により全長400mの2万TEU級の大型コンテナ船の寄港が可能になった」と紹介した。