阪神国際港湾は2月5日、Ocean Network Express(ONE)と太倉港集装箱海運(Taicang Container Lines=TCLC)の契約が成立し、ONEの北米西/東岸航路とTCLCの日中航路を神戸で接続して、北米西/東岸発の中国向けサービスを開始したと発表した。
阪神国際港湾は広域集荷による阪神港の利用拡大の取り組みの一環として、今回のように2船社が運航する航路を阪神港で接続したサービスの新設や、フォワーダー/NVOCCの阪神港接続による新サービス開設を支援している。
ONEとTCLCの神戸港トランシップでは、北米東岸(Savannah/Jacksonville/Charleston/Norfolk)、北米西岸北部(=PNW、Tacoma/Vancouver)、北米西岸南部(=PSW、Los Angeles・Long Beach/Oakland)と太倉/南京/常州/舟山などを神戸中継で結ぶ。
第1弾はONEのPSW船が2/6に神戸着、TCLC船に積み替えて、神戸2/19出港で中国へ向かい、 同PNW船は2/7に神戸着、神戸を2/16に出港する。以後も同様な中継サービスが継続される予定。