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Westwood;営業担当副社長が会見、日本重視のコンテナ・在来Sv.を継続
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Westwood;営業担当副社長が会見、日本重視のコンテナ・在来Sv.を継続

 日本・韓国〜太平洋西岸北部(PNW)航路のWestwood Shippinng LinesのLeslie C. Ticeセールス担当副社長(写真)が来日、日本総代理店のセンワマリタイムエージェンシーで会見して、同社サービスについて概要次のように語った。

(1)1982年に太平洋航路を開設してことしで37年。北米からはパルプや木材など森林資源をB.B.輸送し、日本・韓国発ではコンテナを主体に建機や鋼材も輸送する多目的サービスは変わらない。北米向けB.B.輸送でウイークリー・サービスを提供している船社は、当社のほかにない。

(2)投入船は2000〜2500TEU積みクレーン自装のコンバルカーで、PNW航路の大型コンテナ船に比べてキャパは小さいが、そのぶん機動性がある安定したウイークリー・サービスを提供しており、このスタイルをこれからも継続していく。

(3)船混みがある北米Tacoma/Vancouverでは優先的に使用できるターミナルを確保していることが、スケジュール順守率の高さに結びついており、ジャストインタイム輸送を望む日本の荷主に好評だ。

(4)北米航路では多くのコンテナ船社が、中国寄港を中心に航路運営を行っているが、Westwoodは博多/大阪/名古屋/清水/東京のほか、苫小牧/仙台/常陸那珂/伊予三島などにも直航しており、非常に厚い日本寄港体制を敷いている。

(5)2020年からIMOのSOx規制が実施されるが、当社では硫黄分が少ない適合油の使用で対処する方針で、年内に全船燃料タンクの洗浄を終え、新BAFを導入して、適合油の使用に移行していく。

Last Updated : 2019/02/15