関光汽船は2月22日から、下関発・大連向けの混載(LCL)サービスを週1便で開始する。
グループ会社の関釜フェリーで下関〜釜山間を輸送、釜山〜仁川をトラックで陸送して、仁川〜大連は韓中フェリーを利用する一貫輸送となる。
日韓フェリーと韓中フェリーを韓国ランドブリッジで結ぶルートで、毎週金曜19:45の便で下関を積み出して、大連には日曜08:00に到着する最短36時間の高速LCLサービスを提供する。
日本側では東京/名古屋/大阪のデポでも貨物を受け付ける。東京受けでは下関までJR貨物を利用して、トラックでは2日かかるところを1日の所要日数に短縮する。
東/名/阪から大連まで4日間のリードタイムでサービスを提供することで、航空貨物として輸送されている電子部品/自動車部品などの取り込みを図る。
同社では昨秋から同ルートでFCL(コンテナ単位)サービスを週3便で提供しており、この実績に基づいてLCLの輸送需要を狙う。