日本通運グループの南アジア・オセアニア日本通運(NSAO)はこのほど、ラオスのチャンパサック大学およびラオス国立大学で開催された、日・ASEAN 経済産業協力委員会(AMEICC)事務局/一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)共催の大学寄付講座で、講義を実施した。
AMEICC事務局およびAOTSは日本企業と協力して、大学寄付講座事業/インフラビジネス獲得支援人材育成事業/ASEAN進出日系企業を通じた産業人材育成事業を実施し、ASEANにおける人材の能力向上に向けた支援を行っている。寄付講座は、その一環として開講されたもの。
講義では、NSAOメコン開発センターのスタッフが講師となり、「メコン地域のビジネス戦略」をテーマに、同地域の経済成長の予想や物流の現状、また日通が現地で取り組むビジネスの概要や課題などの説明を行った。
日通は、昨18年7月にラオスの首都VientianeとSavannakhetに支店を開設、物流サービスに関わるコンサルタント業務を行っている。