独郵便DHLグループは2月18日、中国のロジスティクス事業大手のSFホールディングス(SF H.D.)への、DHLの中国本土/香港/マカオにおけるサプライチェーン事業の売却が完了し、SF DHL Supply Chain Chinaのブランドを立ち上げたと発表した。
両社は昨18年秋、SFがDHLのサプライチェーン事業を55億元(約7億ユーロ/円換算で約910億円)で買い取るとともに、売り上げから一定額を10年間、提携事業料としてDHLに支払う契約を結んでいる。
合弁ブランドは本拠を上海に置き、最高経営責任者(CEO)には、DHL Supply Chain Greater ChinaのCEOだったYin Zou氏が就任して、同氏が率いるマネジメントチームが業務を継続する。 なお、DHLグループはこの地域で、国際エクスプレス/貨物輸送/eコマース物流などの事業は同社として従来どおり行う。