日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2018年12月コンテナ荷動き」は、往航が前年比2.2%増の150.6万TEUで5ヵ月連続のプラスとなった。1〜12月の累計も1620.9万TEU(2.2%増)と過去最高を更新した。
18年往航におけるアジア側の積み地では、中国(1.5%増)/韓国(3.2%増)/日本(9.0%増)/ベトナム(6.4%増)といった主要国が軒並みプラス水準をキープした。
欧州側向け地では英国(4.8%減)/ドイツ(0.9%減)/ベルギー(1.5%減)が前年割れとなっている。
一方復航は、12月が3.4%減の67.1万TEU、1〜12月累計では771.3万TEU(2.3%減)となった。
18年復航はASEAN諸国が好調を維持したものの、台湾(6.9%増)を除く中国(8.6%減)、日本(0.9%減)、韓国(2.1%減)といった北東アジア諸国が減少した。
