A.P. Moller-Maersk A/Sはこのほど、グループの2018年通期業績を発表した。
売上高は390億1900万ドル(前年同期比26%増)、EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)が38億600万ドル(同7%増)となった。Hamburg Sued買収によるシナジー効果が寄与したものの、燃料価格の上昇を運賃でカバーできず、EBITDAが当初の予定を下回った。また、エネルギー部門の売却など一時利益を除いた最終利益は、38%減の2億2000万ドルとなった。
海運部門(Ocean)の業績は、売上高が283億6600万ドル(同29%増)、EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)が30億700万ドル(同8%増)であった。コンテナ輸送量は1330万6000FEU(同22%増)、FEU当たりの平均運賃収入は1879ドル(同5%増)。