Mediterranean Shipping Co.(MSC)は4月から、中国とベトナム/タイ/海峡地を結ぶ“SEAGULL”サービスを開始する。
SEAGULLはMSCとして初のフィーダー機能を持たないアジア域内に特化したサービスで、MSCが3500〜4300TEU型4隻を単独投入して運航する。
南航では、上海からベトナムVung Tauまで7日、タイLaem Chabangまで11日のトランジット・タイムを提供する。北航ではVung Tauから上海まで4日、Laem Chabangから上海まで7日で結ぶ。
寄港ローテーションはTanjung Pelepas/Singapore〜Laem Chabang/Vung Tau〜上海/寧波/厦門/蛇口〜 Vung Tau/Laem Chabang〜Tanjung Pelepasとなる。
同社は昨18年、日本発着貨物を東西遠洋航路母船に接続させる日本専用フィーダー“ORIGAMI EXPRESS”を大幅に改編し、MSC Japanとして初となる日本〜東南アジア航路に本格参入している。