Wan Hai Lines（WH）は3月下旬から、台湾と華南からフィリピン3港を結ぶSESサービスを開始する。

　SESは900TEU型船2隻を投入したウイークリー配船で、フィリピンでは、Manilaには不寄港で、Subic／Batangas／Cebuに寄港する。WHとして初のBatangas向け直航便となる。

　寄港ローテーションは台北／高雄／香港／蛇口〜Subic／Batangas／Cebuで、サービス開始は台北3/24の出港本船から。

　日本からは、台湾／香港／蛇口のいずれかの積み替えで、SESの母船に接続する。日本対象港は仙台／東京／横浜／千葉／川崎／清水／名古屋／四日市／大阪／神戸／水島／広島／福山／徳山／門司／博多／松山／大分／志布志／那覇の20港。

　WHはフィリピン向けで、Manila北港・南港へ週2便ずつ、Davao／Cagayan／Cebuへ週1便を運航しており、SES開設で同国向けサービスを拡充する。