CMA CGMとMediterranean Shipping Co.（MSC）はことし9月から、欧州とインド洋およびオーストラリアを結ぶジョイント・サービスを開始する。

　現在同航路について、CMAはNEMO、MSCはAustralia Express Serviceを運航しているが、9月から共同配船を開始するとともに、投入船を大型化して寄港地カバレッジを拡大する。

　ジョイント・サービスは、9500TEU型14隻（CMA：5隻、MSC：9隻）で運航される。

　寄港ローテーションはLondon Gateway／Rotterdam／Hamburg／Antwerp／Le Havre／Fos／La Spezia／Genova／Gioia Tauro〜Pointe des Galets／Port Louis〜Sydney／Melbourne／Adelaide／Fremantle〜Singapore／Colombo〜Valencia／Sines ／London Gatewayとなる。

　欧州→オーストラリアの南航、オーストラリア／南インド→欧州の北航ともに、競争力のあるトランジット・タイムを実現する。