CMA CGMは、2月12日〜3月13日の期間実施したCEVA Logisticsに対する株式の公開買い付け(TOB)で、CEVA株の保有を従来の33%から89.47%へ拡大させた。
CMAは昨18年4月、スイス証券取引所に上場したCEVAのIPO(新規株式公開)により、株式の25%を取得、その後、段階的に出資比率を拡大し、今年に入ってからTOBを実施していた。3月20日〜4月2日に第2次のTOBを実施する。
CEVAの取締役会は第1次のTOBに応募しなかった株主に対して、TOBに応じることを推奨しているほか、CEVAの執行役員に対してもTOBへの応募禁止を解除するとしている。
この結果CMAは、ほぼすべてのCEVA株を取得し、CEVAのスイス証券取引所への上場は廃止されると見られている。