横浜市港湾局は4月10日、 同局内でゴールデンウイーク(GW)10連休 (4月27日〜5月6日)の物流対策会議を開催した。会議には港運/海貨/倉庫/船社/トラック/埠頭会社/税関/国交省など官民15団体の実務責任者約20名が参加した。
開会に際し横浜市の中野裕也港湾局長は、「GWが10連休となり、コンテナターミナル(CT)内での輸入貨物の滞留や、連休前後の搬入出による混雑などが懸念される。京浜港内の一部CTでは本船荷役の停止が検討されていたり、一部の船社では他港を抜港し横浜港に代替寄港する動きもある。会議を通じて情報や問題意識を共有し、その情報を荷主や物流業者へ発信していきたい」とあいさつした。
会議では、4月22日〜5月15日を集中対策期間に設定して、連休前の輸出貨物の搬入集中、連休後の輸入貨物の搬出集中によるゲートや道路の渋滞、連休中の貨物滞留によるヤード不足など、想定される課題について話し合いが行われた。
会議では横浜エゼント会がまとめた横浜港の各CTのゲートオープン情報(下表)が提示された。
