TOPページ
Hapag/Maersk/MSC/ONEがIT技術を相互運用する新組織を設立
 次の記事:(4/19) YMが1万1000TEU型4隻を用船
 前の記事:(4/19) 東京港がゲートオープン延長で試行

Hapag/Maersk/MSC/ONEがIT技術を相互運用する新組織を設立

 Hapag/Maersk/MSC/ONEの4社は、Digital Container Shipping Association(DCSA)を設立した。MSCが4月16日発表した。

 DCSAはコンテナ船事業のデジタル化/標準化/相互運用性の構築を目的とする協会で、米連邦海事委員会(FMC)から承認を得た後、4月10日にオランダAmsterdamで営業を開始した。MaerskのThomas Bagge氏がCEOに就任している。

 同協会はデジタルプラットフォームの開発や運用を意図するものではなく、IT技術の標準化を通じて相互運用性を確保することを目指すとしている。

 また、メンバーは法を順守して、商業ベースの案件や業務上の事項については協議せず、2019年初頭から標準化システムの実質的な運用開始を目指す。

 グループメンバーは中立的かつ非営利の協会として活動することを念頭に置き、新たなメンバーの参加を歓迎するとしていて、すでに2社が加盟する方向で調整中といわれる。

Last Updated : 2019/04/19