韓国海洋水産部と韓国海洋振興公社は4月11日、興亜海運(Heung-A)と長錦商船(Sinokor)の両社が、コンテナ事業統合に向けた基本合意書を締結した(写真)と発表した。
両社は今回の基本合意に基づき、4月15日から共同のオペレーションシステムを稼働させるという。その後、オフィスを全面統合し、航路の共同運営、システムの統合など、実質的な統合法人運営に着手する計画で、10月には統合法人設立を終える予定。
新法人では、Heung-Aのコンテナ事業とSinokorの東南アジアコンテナ事業を統合して運営する。以降2020年末までにSinokorの中国/韓国/日本などのコンテナ事業部門すべてを移管する方針だ。
両社は昨18年4月、コンテナ事業を統合することで合意。19年後半までの統合完了を目指していたが、20年末まで先送りされることになる。