TOPページ
商船三井がメキシコ沖合のFPSO長期傭船事業に参画
 次の記事:(4/24) 1.4万TEU型ONE Apusがデリバリー
 前の記事:(4/19) Heung-AとSinokorがコンテナ事業統合で基本合意

商船三井がメキシコ沖合のFPSO長期傭船事業に参画

 商船三井(MOL)はこのほど、三井海洋開発(株)および三井物産(株)との間で、三井海洋開発が推進しているメキシコ沖合Area 1鉱区向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の長期傭船事業に、三井物産と商船三井が出資参画することで合意したと発表した。

 近年、メキシコ沖合では新規の大規模油田が次々に発見されている。同沖合約10kmに位置するArea 1鉱区へは、FPSOが2021年に完工し据え付けられ、水深約32mの海底油田の開発に用いられる予定。

 今回このFPSOに対して、MOL/三井物産が、三井海洋開発によりオランダで設立されているArea1 Mexico MV34 B.V.社との3社で、共同出資を行うもの。出資比率は三井海洋開発:35%/三井物産:35%/MOL:30%。

 なお今回の事業は、メキシコでのFPSO事業に対する初のプロジェクト・ファイナンス案件になるとしている。

Last Updated : 2019/04/24