商船三井ロジスティクス(MLG)は4月19日、マレーシアのPKT Logistics Group Sdn. Bhd.(以下、PKT)と4月1日付けで代理店契約を締結したと発表した。MLGの親会社の商船三井は現在、PKT株の35.13%を保有しており、MLGとPKTは従来から緊密な関係にある。
PKTはフォワーディング/通関/倉庫/陸送/流通加工/在庫・配送管理などの事業を展開する総合物流企業。Kuala Lumpur近郊のOne Logistics Hub(倉庫面積:約5万5000m2)、PenangのOne Auto Hub(同:約6万m2)など先進的な物流センターを所有して、自動車/電機・電子製品製造業を中心に物流サービスを提供している。
MLGのマレーシア現法MOL Logistics(Malaysia)Sdn. Bhd.は、2017年11月からPKTのOne Logistics Hub内に本社事務所を置いている。
MLGではPKTを代理店として、PKTの国内物流ネットワークとMLGのグローバルネットワークを一体化し、同国発着の国際物流をさらに強化・拡大させる。一方、PKTも提携により、MLGのグローバルネットワークの利用が可能となる。