ターミナル・オペレータ大手のDP Worldは4月17日、独製鉄機械大手のSMSグループとコンテナ用のHigh Bay Storage(HBS)システム立ち上げの国際合弁会社(JV)を設立したと発表した。
“BOXBAY”と命名されたHBSシステムは、特許取得済みデザインとラック構造により、コンテナを最大11基まで積み重ねることで、従来のターミナル容量からの拡張を図る。さらに、完全自動化により、各コンテナが個別のラックに配置されているため、場所の制約なく任意のコンテナへの直接アクセスが可能になるとしている。
このJVは2020年までにHBSシステムを展開する予定で、HBSはJebel Aliの第4ターミナルでのパイロット・プロジェクトが計画されている。画像はBOXBAYのイメージ。
