日本郵船は4月26日に会見を開き、長澤仁志副社長(写真左)が代表取締役社長に昇任すると発表した。6月19日開催予定の定時株主総会および取締役会で正式決定する。内藤忠顕 代表取締役社長(同右)は取締役会長に、工藤泰三 代表取締役会長は特別顧問に就任する。
内藤社長は、「定期船事業のONEと貨物航空会社NCAの業績悪化などによる19年3月期の純損失445億円を深く受けとめている。なおかつ20年3月期には純利益260億円が見込めるまでに、回復のめどが立ったことから交代を決意した」と説明した。
長澤氏は1958年生まれの61歳。1980年:日本郵船入社、2004年:LNGグループ長、07年:経営委員、09年:常務経営委員、11年:取締役・常務経営委員、13年:代表取締役・専務経営委員、18 年:代表取締役・副社長経営委員(現在に至る)
