日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2019年2月コンテナ荷動き」は、往航が前年比14.7%減の103.0万TEUと大幅なマイナスを記録した。
アジア側は、日本積みが16.5%増と10ヵ月連続プラスになったものの、中国の20.9%減をはじめ、ベトナム(3.8%減)やタイ(0.6%減)など東南アジアが減速したことで、全体では2桁のマイナスとなった。
一方、復航は0.9%増の61.5万TEUで2ヵ月連続でプラスを維持した。日本揚げは15.4%増と、欧州往航・復航ともに2桁増となっている。
