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MOLエンジニアリングがバラスト水中の生物濃縮装置を開発
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MOLエンジニアリングがバラスト水中の生物濃縮装置を開発

 MOLエンジニアリングは5月8日、(株)サタケと共同で、船舶のバラスト水中の生物検査に必要なサンプル水の濃縮作業の省力化を実現した“BALLAST CATCH”(写真)を開発したと発表した。

 グループ会社の商船三井テクノトレードが、5月15日から販売を開始する。バラスト水管理条約の発効に伴い、サタケではバラスト水中の生物個体数の検査装置“BALLAST EYE”を開発し、2016年から販売している。

 今回“B. CATCH”は“B. EYE”に配管接続すれば、バラスト水を流すだけでサンプル水の濃縮が可能となるもの。従来2人以上のスタッフが捕集ネットを用い、手作業で行っていた濃縮作業の省力化を実現した。また、小型・軽量・電源不要の設計で、付属のバックパックに入れて本船へ持ち込めるのもメリット。

Last Updated : 2019/05/10