Maerskはこのほど、コンテナ船社として初めてドイツ/フランス/デンマーク/オランダ/ポーランド/イギリス/スペインの欧州7ヵ国を対象に、通関オンライン貨物管理プラットフォームを導入した。
このオンライン・プラットフォームでは、現地の税関規則に沿ってオンラインですべての輸出入申告を効率的に処理することが可能となる。顧客は取り引きの仲介者の数を従来の3〜4から1に減らすことができるとともに、事務処理にかかる時間も短縮される。
Maerskはドイツで同プラットフォームの試験運用を2年近く行っており、ドイツでの好実績に基づいて対象国を拡大した。同社はシンプルで使いやすいソリューションを提供することを目的として、19年末までに全世界に拡大するとしている。