シンガポール船社PILは4月末から、華南〜北米PSW航路AC5でベトナム北部Haiphongへの寄港を開始した。
AC5は、PIL/Cosco Shipping/Wan Hai(WH)の3社が7隻(PIL:4隻、Cosco:2隻、WH:1隻)を投入して運航する49日ラウンドのウイークリー配船。
Haiphongへの寄港は、アジア側のファーストポートに組み込まれている。改編後の寄港ローテーションはHaiphong〜南沙/香港/塩田〜Long Beach/Oakland〜塩田〜Haiphongとなる。
またPILは、Ocean Allianceの運航スロットを利用した、ベトナム〜北米西岸航路AC2も4月末から開始している。寄港ローテーションはCai Mep〜Los Angeles/Oakland〜香港〜Cai Mep。
PILはAC2、AC5により、ベトナム市場に参入し、HochiminhとHaiphongの両港からLong Beach/Los AngelesとOaklandまでの最速レベルの直航サービスを提供する。