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UPSが埼玉・東京への輸入と愛知からの輸出で1日短縮
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UPSが埼玉・東京への輸入と愛知からの輸出で1日短縮

 UPSはこのほど、埼玉県の八潮市/三郷市/越谷市および東京都の府中市/国立市への輸入の輸送時間を1日短縮したほか、愛知県の知立市/大府市からの輸出の輸送時間を1日短縮したと発表した。

 八潮市/三郷市/越谷市は工業用機械/自動車/ハイテク/アパレル/繊維製品など、また国立市/府中市は卸売業/小売業が主要産業となっており、こうした産業分野を主要な対象に輸入貨物の到着同日配達サービスが可能となった。そのほか、三郷市からの輸出については、集荷締め切り時間が3時間延長されている。

 一方、知立市/大府市は工業用機械/自動車/ハイテク産業などの重要な生産拠点であり、海外へ貨物が1営業日早く到着することで、世界のマーケットプレイスへのより迅速なアクセスが可能になる。

 UPSジャパンのDaryl Tay社長は、「2018年に日本の輸入額は前年比約10%増加し、輸出額は同4%増加した。輸送時間の短縮は配達のスピードアップだけでなく、日本企業に在庫圧縮や取扱商品の拡大を可能にする。特に海外展開する中小企業に貢献するだろう」と述べている。

Last Updated : 2019/06/07