SGホールディングスで国内ロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(以下、佐川GL)は、東京都江東区(新砂2-3、3-3)に建設中の同社国内最大規模の物流センターに、EC事業者向けのプラットフォームセンターを新設する。
物流センターは鉄骨造7階建て、延床面積17万1315m2となる設計で、20年2月の竣工をめどに、順次稼働を予定している。
佐川GLは同センターにおいて、物流倉庫用の各種設備/システム/スペースを複数のEC事業者で共同利用できる“シェアリング・フルフィルメントサービス”を展開する。多額の設備投資を必要とする最新の設備・システムを、複数の事業者で共有することによって、より少ない費用負担でECビジネスを展開できる利点がある。
また、荷物の保管/梱包/搬送の各業務について、最先端の物流ロボットやIT機器の導入により、作業効率を従来比で約20%向上させる。
仕分けした荷物は佐川急便(国内)、SGHグローバル・ジャパン(海外)のプラットフォームと連携して、国内EC市場のほか、さらなる拡大が予想される越境ECの物流需要に対応した配送サービスを実現する。