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CMAグループが太平洋航路をAPLに;アジア域内はCNC、豪州・NZはANL
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CMAグループが太平洋航路をAPLに;アジア域内はCNC、豪州・NZはANL

 CMA CGMは5月29日、合理化計画やブランド再編について発表した。

 CMAはことし、CEVA Logisticsを買収、CEVAの発行済み株式の99.4%を保有して、CEVAの急速な収益回復に向けて構造改革を実施している。

 また、CEVAの取締役会長には、同グループのRodolphe Saade会長兼CEOが選出され、6月1日には、Nicolas Sartini氏が新CEOに就任している。

 さらにオペレーションセンターをグループの本拠地に至近の仏Marseillesに設置することで、CEVAのオペレーション管理・コントロールを強化した。

 このほか、船社ブランドの再編も発表した。同グループは傘下に複数の船社を抱え、サービスの重複があったが、再編により体制を簡素化し、コスト削減を実施する。

 10月1日から、グループによる大西洋/アジア〜欧州/アジア〜地中海/アジア〜カリブ海/欧州〜インド・中東航路で、CMAブランドを使用する。

 また、太平洋航路については、CMAとAPLブランドが重複しているが、10月からAPLへ統一する。アジア域内は、アジア専業船社のCNCが担当し、同グループの豪州船社ANLは従来通り、オーストラリア・ニュージーランド航路のブランドとして維持する。

Last Updated : 2019/06/07