日本通運は6月3日、新たな医薬品サプライネットワーク構築の核として新設する国内4拠点(東日本/西日本/富山/九州)のうち、最初の着工となる九州医薬品センターの地鎮祭を実施した。2020年9月の開業を予定している。
同センターを北九州市に設置して、九州地域への医薬品供給だけでなく、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバル戦略拠点として位置付ける。
この九州医薬品センターに続き、6月24日(月)には西日本医薬品センター(大阪府寝屋川市)の地鎮祭を、さらに東日本(埼玉県久喜市)、富山(富山市)の医薬品センターも順次、着工する予定。
九州医薬品センターは、(1)日本版GDPガイドラインに準拠、(2)定温、保冷の温度管理に加え、輸出入用の保税エリア、特殊医薬品エリアなどサプライチェーンのあらゆるニーズに対応、(3)保管エリアは温度と湿度を総合監視、(4)災害等に備えた免震構造および非常用発電設備ーといった特徴をもつ。画像は九州医薬品センターの完成イメージ。
■日本通運 九州医薬品センター
住所:北九州市小倉南区舞ケ丘6-1258-6他
敷地面積:1万4199m2/延床面積:1万7279m2
構造:鉄骨造、地上5階建て
