CMA CGMとCEVA Logisticsは6月12日、タイ〜ラオス間で海上コンテナのラウンドユース・サービスを開始したと発表した。
従来、海上コンテナとしてタイLaem Chabang港で陸揚げされ、同港からラオスへ陸送されたコンテナは、空荷になって再びタイLaem Chabang港へ返却されていた。
今回、CEVAがラオスの首都Vientiane近郊で運営するCMA用コンテナ倉庫を拡張、同倉庫を空コンテナのデポとして活用し、CMAグループのすべての運送業者が実入りコンテナ化して再利用できるようにしたもの。この倉庫はフリートレードゾーン内にあり、保管/再梱包/組み立てサービスも提供する。
CEVA Logisticsはことし5月末、カンボジアのPhnom Penhに事務所を開設するなど、ASEANでの物流サービス開発を強化している。