郵船ロジスティクス(YLK)は6月17日、ラオスコーヒー協会(Lao Coffee Association=LCA)との間で、ラオスコーヒーの輸出促進と同国経済の発展に貢献することを目的に、6月4日付けでオフィシャル ロジスティクス パートナーシップを締結したと発表した。写真は調印式。
ラオスのコーヒー産業は政府の管理下に置かれており、1994年に同国商務省によって設立されたLCAは、コーヒーの生産促進に主導的な役割を果たしている。また、コーヒーの輸出には基本的にLCAの許可が必要とされている。
YLKは昨2018年12月にラオス法人を設立して、タイ/ベトナム/カンボジア/ミャンマーと合わせてメコン経済圏すべてに自社ネットワークを整備した。
また、ラオス法人の合弁パートナーの1社に、自社農園でオーガニック栽培を行い国内でカフェチェーンを展開する現地の大手コーヒー会社Sinouk Coffeeがあるため、YLKは現地法人の設立以来、同国コーヒー業界との関係を深めている。
今回のパートナーシップ締結により、YLKは物流ノウハウや、メコン経済圏をはじめとするグローバルネットワークを生かして、ラオスコーヒーの輸出促進をサポートしていく。
