三菱倉庫はこのほど、中外製薬と同社が取り扱う医薬品に関する物流業務の受託契約を締結した。三菱倉庫が同契約に基づいて運営する物流センターは、2021年1月からの稼働を予定している。
現在、同業務を受託している中外製薬の100%子会社の中外物流は、三菱倉庫の物流センターが稼動後、解散する予定。 医薬品の流通管理については最近、GDP(Good Distribution Practice)に準拠することを求められるなど、規準が高度化している。
一方、中外製薬は抜本的な構造改革として、事業プロセスやコスト構造の見直しを進める中で、物流業務を三菱倉庫に委託することにより、物流機能の高度化と効率化を図る。