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25年3月のアジア→米国荷動きは13.9%増で18ヵ月連続プラス

 日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2025年3月往航と1月復航の速報値を発表した。

 3月往航は前年同月比13.9%増の180.5万TEUで18ヵ月連続のプラスとなった。3月までの累計では前年同期比13.3%増の555.3万TEUとなっている。

 3月の主要なアジア積みは、トップの中国が11.9%増、2位のベトナムが23.8%増と大幅なプラスとなった。このほか、3位の韓国が6.9%減、4位のインドが12.9%増、5位のタイが21.8%増となっている。日本積みは9.3%増の6.3万TEUであった。

 品目別では、上位20品目すべてが前年同月比プラスとなり、1位の「家具・寝具など」が16.2%増、2位の「機械類」が11.8%増、3位の「プラスチック及びその製品」が23.4%増、4位の「繊維類及びその製品」が11%増、5位の「電気機器、AV機器など」が6.1%増と、トップ5品目が大きく伸び、全体のプラスに寄与した。

 一方、1月の復航は8.6%減の43.6万TEUで7ヵ月連続のマイナス。アジアの揚げ地別では、トップの中国が19.1%減、2位の韓国が0.5%増、3位のベトナムが19.9%増となり、4位の日本は2.2%減の40.9万TEUであった。品目別では、上位10品目のうち8品目が前年同月比マイナスとなった。

 なかでも荷動き量の多い1位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が8.5%減、2位の「野菜、穀物、果実、採油用種子、茶など」が17.8%減と大きく落ち込んだ。

Last Updated : 2025/05/01
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