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アジア発・米国向け20年5月荷動き;20.4%減でベトナム発も4年ぶり減少
日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2020年5月往航、3月復航の速報値を発表した。
5月の往航は前年比20.4%減の121.8万TEUで8ヵ月連続のマイナスとなった。1〜5月の累計では9.6%減の635.1万TEUとなっている。
アジア側の主要な積み地は、中国(17.2%減)、韓国(18.3%減)、台湾(13.9%減)など、ほぼすべてが前年比マイナスとなった。
なかでも自動車部品(79.6%減)を含む自動車関連の落ち込みが大きい日本(37.2%減)と、繊維製品(70.8%減)、家具・家財道具(76.0%減)が激減したインド(65.3%減)は、米国の新型コロナウイルス感染拡大の影響による需要減によって前年から3割および6割以上も荷動きが減少している。
また、往航で中国に次ぐ荷動き量があるベトナムは、50ヵ月ぶりのマイナスとなる11.4%減となり、ASEAN全体でも13.8%減と49ヵ月ぶりに前年比マイナスとなった。
往航の品目別では上位10品目のうち、一般電気機器(8.0%増)、精密機器(11.7%増)を除く8品目が前年比マイナスとなり、とくに家具・家財道具(35.0%減)、繊維製品(32.5%減)が3割減を記録した。
一方、3月復航は17.1%減の54.3万TEUで4ヵ月ぶりのマイナス。中国(21.0%減)、日本(20.7%減)、韓国(26.2%減)、台湾(16.1%減)など、往航と同様に復航でもアジアの主要な揚げ地が軒並み16〜26%減となり、コロナウイルス感染拡大の影響が復航荷動きにも反映されてきている。

Last Updated : 2020/06/26
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