26年6月のアジア→米国荷動きは191.6万TEUで2カ月連続プラス
日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2026年6月往航と4月復航の速報値を発表した。
6月往航は、前年同月比14.0%増の191.6万TEUで2カ月連続でプラスとなった。また、6月までの累計は前年同期比0.3%増の1078.5万TEUとなっている。
6月のアジア積みについては、7月24日に発動した米国の新たな関税を懸念した荷主の前倒し出荷により荷動きが拡大。この結果、6月単月として過去最高の荷動き量を記録した。
アジアの主要な積み地は、トップの中国が前年同月比25.5%増と、前月(29.9%増)に続いて大きく伸びた。また、2位ベトナム(3.4%増)、3位タイ(14.8%増)、6位インドネシア(11.2%増)といったASEAN地域が全体の荷動きをけん引し、ASEAN全体(8カ国)では7.0%増となった。
このほか、4位韓国(0.9%増)、5位インド(0.8%増)、7位台湾(7.3%減)などが微増および、マイナスとなっている。8位の日本は3.2%減の5.4万TEUであった。
また、品目別では上位20品目すべてが前年同月比プラス、このうちトップ5の家具・寝具など(15.4%増)、機械類(15.8%増)、プラスチック及びその製品(27.9%増)、繊維類及びその製品(10.6%増)、電気機器・AV機器など(1.0%増)が伸びた。このほか、6位自動車部品など(11.5%増)、7位玩具、遊戯用具、スポーツ用品(26.9%増)、8位鉄鋼製品(17.3%増)などが大幅に増加している。
一方、4月の復航は、前年同月比14.7%増の49.1万TEUで4カ月連続でプラス。4月までの累計は10.3%増の201.8万TEUとなった。
アジアの揚げ地は、トップの中国が前年同月比44.4%増と大きく伸びたほか、2位ベトナム(29.9%増)、3位インド(17.6%増)、4位韓国(1.6%増)などの上位の揚げ地がプラスとなっている。5位の日本は2.7%増の4.8万TEUであった。

