日本航空(JAL)の貨物部門JAL Cargoは2月21日、JAL本社に150名以上のフォワーダーを招いてカスタマーイベントを開催した。同イベント「JAL Cargoの夕べ」はことしで5回目を迎える。
当日は昨年より運行されている平野ロジスティクスが開発した新型トレーラ「+8」がビルの前に横付けされ、参加者は荷台にJAL Cargoのロゴがラッピングされた専用トレーラ(写真左)を写真に収めていた。
イベントの冒頭、JALの日本地区貨物販売支店の西田昌司支店長(同右上)は出席者に謝辞を述べ、「本日は日ごろ電話でしかコンタクトできない予約調整グループの面々が集まっております。これを機会に顔を覚えていただいて親交を深めていただければ幸いです」と話した。
また、乾杯の音頭を取った同社貨物郵便本部長の岩越宏雄・執行役員(同右下)は、「ここ数年、日本発の輸出貨物は不調であったが、一昨年の夏ごろから非常に貨物量が増えてきてスペースが逼迫してきた。その反面、物流業界の人手不足は深刻になっている」としたうえで、「昨年は航空貨物需要が増えた明るい面と人手不足という課題の両方を抱えた一年だった。ただ、本日お集まりいただいた皆様が業界を支えていると思えば将来は明るいと確信した」と述べた。イベントではJALの機内で出される食事やシャンパン、地酒が振る舞われた。