JX日鉱日石エネルギーは6月26日、パラフィン系潜熱蓄熱材“エコジュール”が、日本通運が展開する医薬品等の温度管理航空輸送サービス“TempSure(テンプシュア)”シリーズに採用されたと発表した。
エコジュールは、ノルマルパラフィンを主原料とする潜熱蓄熱材で、水が0℃で凝固するのに対し、エコジュールは3〜36℃の範囲内で凝固・融解する。この温度帯の任意の温度で蓄熱・放熱を繰り返すことで、冷やしすぎたり、温めすぎたりすることなく、熱を効率よく蓄えることができる。
日通では、エコジュールを使用することにより、血液・特殊細胞・医薬品など温度変化に弱い貨物の性能や鮮度を維持する温度管理輸送が実現できると評価したもの。
エコジュールは、ゲルやマイクロカプセルに加工できるなど、用途に合わせて形状を変えられることから、住宅建材、自動車部品、家電、調温衣料などにも使われている。