ANA Cargoは9月29日から本格運用を開始した「羽田鮮魚センター」を運営するCSN地方創生ネットワーク株式会社(CSN)と、鮮魚流通や鮮魚輸出に向けた取り組みで提携すると発表した。
「羽田鮮魚センター」は、第一次産業事業者の所得向上と地方創生を目指してCSNが同日オープンした空港内鮮魚仕分け施設。この新たな流通プラットフォ−ムは、魚介類が持つ価値=「鮮度」を最大限に活かすため、羽田空港に拠点を置く空輸を中心とした新たな流通の仕組みであり、首都圏の飲食店や海外に向けて、日本全国の新鮮な魚介類を販売するもの。
ANA Cargoは、日本全国から「羽田鮮魚センター」への空輸を受託する。安定した運航と輸送品質、38路線におよぶ羽田空港発着のネットワ−クを活かし「羽田鮮魚センター」を物流面からサポ−トすることで、地方創生に貢献する。また、羽田空港から深夜に出発する貨物便とANA沖縄貨物ハブを活用したアジアへの輸送プラットフォ−ムを提供し、アジアで人気が高まる日本の鮮魚の輸出拡大をめざす。