IATA(国際航空運送協会)は9月30日、2015年8月の世界の航空貨物の動向を発表した。それによると、FTK(有償トンキロ)ベースで国際貨物が前年同月比0.5%増、国内貨物は1.3%減となり、トータルは同0.2%増となった。また、国際貨物のロードファクターは43.9%となっている。
地域別では、アジア太平洋(1.0%減)、北米(3.3%減)、ラテンアメリカ(7.3%減)がマイナスとなるなか、中東が10.4%増と大きな伸びを示した。アフリカ(2.3%増)、欧州(0.7%増)もプラス水準を維持している。2015年8月のFTKとAFTK(有効トンキロ)の伸び率、およびFLF(ロードファクター)は次のとおり(▲はマイナス)。
FTKの伸び AFTKの伸び FLF
国際____ 0.5% _____ 6.0% _____ 43.9%
国内___ ▲1.3% _____ 4.8% _____ 28.4%
合計____ 0.2% _____ 5.8% _____ 40.9%