STSグループ(持株会社エステーエスおよび新開トランスポートシステムズ) は10月21日、(株)キャピタルメディカと資本・業務提携契約を締結したと発表した。エステーエスが、キャピタルメディカの発行済み株式の約3%を取得している。
キャピタルメディカは、病院に対する経営コンサルタント業務のほか、医事サポート、医療材料、医療機器の調達、画像診断など、病院運営に必要な各種サービスを提供している。同社は現在、病院19施設、クリニック6施設、高齢者施設11施設の経営支援・運営を受託しており、ヘルスケア分野で幅広く事業を展開している。
STSグループは、日本社会の高齢化により、医療機器をはじめとする医療施設関連のロジスティクス市場はさらなる成長が見込まれるとして、提携を結んだもの。病院の建替え需要に伴う病棟の新設移転や、医療オペレーションを継続させながらの高度医療機器や医療情報システム等の安定的なロジスティクスの提供などを図る。