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Boeing:2034年まで1450機の新造機需要を予測
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Boeing:2034年まで1450機の新造機需要を予測

 Boeingは10月21日に行われた、北東アジア地域における民間航空機市場予測に関する説明会において、日本、韓国、台湾を含む同地域で2015年から2034年までの間に1450機、金額ベースで約3100億ドルの新造民間航空機の需要が生まれる、という予測を発表した。

 新造機のうち66%は現行機からの代替需要であり、残る34%は新規導入分とみられている。これにより、北東アジア地域における運航機数は、現在の960機から2034年には1490機に増加すると予測した。

 同社では、将来の納入機種の大半は、B787や777型機ファミリーに代表される中/小型のワイドボディ機になると見込んでいる。これらの機材は、金額ベースで71%を占める最大の市場セグメントになり、納入機数は約720機、総額2200億ドルの規模になるだろうとみられている。

 また、新造機のうち43%はB737型機に代表される単通路機となり、主にLCC向けに納入されると予測した。

 Boeingは今後、世界の航空会社は20年間で新造機3万8000機に相当する、総額5兆6000億ドルを投資するとの見通しも示している。

Last Update : 2015/10/22