日立物流は1月18日、グループ会社の日立物流ファインネクスト(株)が、茨城県内に“首都圏ケミカルセンター”(画像は完成予想図)を開設すると発表した。
同センターは8棟からなる危険物倉庫群(2017年2月稼働予定)と一般物倉庫(同5月予定)が併設して一体運営される。内陸に立地する危険品の物流センターとしては、国内最大級の規模となる見込み。
都市計画法により住宅等の建設が制限されている北利根工業団地内に建設されるため、将来にわたり安定した危険物の管理が可能となる。加えて、新4号国道や圏央道の境古河IC、五霞ICへのアクセスもよく、首都圏のみならず全国への広域配送にも適している。
また、危険物倉庫群および一般物倉庫の一部に空調設備を導入し、温度管理が求められる高付加価値商品や危険物に該当する医薬品の保管にも対応する。
■日立物流ファインネクスト(株) 首都圏ケミカルセンター
所在地:〒306-0213 茨城県古河市北利根8番4号
建屋仕様:危険物倉庫群 平屋×8棟、一般物倉庫 地上2階建×1棟
敷地/延床:危険物倉庫群(自社倉庫) 約2万1300m2/約7400m2
一般物倉庫(※賃借倉庫) 約2万3800m2/約1万9700m2
※一般物倉庫は“プロロジスパーク古河 2”を賃借する。
