Cargolux Airlines Int'l(CLX)は1月19日、同社の取締役会において、鄭州新鄭国際空港を拠点とする貨物航空会社Cargolux Chinaの設立へ7700万米ドルの出資を承認した、と発表した。2017年からの運航予定としている。CLXはこれにより、鄭州を中国におけるハブに位置づける方針だ。
新会社はHenan Civil Aviation Development and Investment Co.(HNCA)などとの合弁で設立されるもので、CLXが35%、HNCAが49%、鄭州空港のXin Gang Investment & Development Co., Ltd.と Henan Airport Group Co., Ltd.がそれぞれ8%の株主構成となる。
Cargolux Chinaは、太平洋路線やアジア域内路線に焦点をおいたルート設定とし、運航開始から3年以内に5機のB747Fを整備するとしている。CLXグループは現在、B747F×25機を保有しており(CLXが21機、Cargolux Italiaが4機)、これにCargolux Chinaが加わることで、2017年中にB747F×30機に拡充していく。