TNT Express N.V.は2月5日、ASL Aviationグループとの間で、TNT傘下の航空会社であるTNT AirwaysおよびPan Air Lineas Aereasを売却する契約を結んだと発表した。
この売買契約は、2016年前半に実施見込みのFedExによるTNT買収の完了を条件とするもの。この売却により、TNT買収に関して、EU競争法における航空会社の所有等の規制をクリアすることになる。
TNTは現在、約35機の自社機材のほか、約20機をウェットリースで運航し、スタッフは乗務員と地上要員を合わせて約580名擁している。
FedExによるTNT買収完了と同時に、これら2社の運航をASL Aviationが引き継ぎ、従業員も現在と同じ条件の雇用が保障される。また、他の航空会社との提携関係やサプライヤーとの契約も継続されることになる。
ASL AviationはアイルランドのDublinに本拠を置き、約100機の航空機により貨物および旅客輸送を実施している。2015年のグループの収益は3億8200万ユーロ。