ANA Cargoは2月16日、べルギー・フランダース政府貿易投資局(FIT)が隔年で開催している「ロジスティクス・セミナー」を共催した。
ことし日本とベルギーが友好150周年を迎えることと、昨年10月25日に全日本空輸(ANA)の成田〜Brussels線が開設されたことを記念して開催したもの。会場となったベルギー王国大使館には輸出企業の物流担当者ら約120名が集まり、聴講した。
セミナーはGunther Sleeuwagen駐日大使(写真左)の歓迎スピーチに続いて、ANA Cargoの岡田晃社長(写真中)が開会のあいさつに立ち「友好150周年を迎えることしは、ANAが国際線に進出して30周年を迎える節目の年でもある、貨物輸送を通じて両国の友好の深化につとめたい」と語った。
続いて、FIT日本事務所代表のDirk De Ruyver氏が、ベルギー・フランダース地域の物流インフラや、物流拠点としての優位性について説明した。さらに在中国ベルギー大使館のEddy De Cuyper関税担当参事官がベルギーの関税について解説した。
セミナーの後半では、Brussels国際空港・貨物責任者のSteven Polmans氏がペリシャブル貨物や医薬品など厳格な温度管理が必要な貨物にフォーカスした設備や制度の拡充など積極的な取り組みをアピールした。
続いて、ANA Cargoの瀬屑誠取締役・国際貨物販売事業部長(写真右)が登壇し、「ANA Cargoの概要とBrussels直行便の活用」をテーマにスピーチを行った。就航以来の貨物状況について「たいへん好評」と語り、「1日あたり旅客手荷物を含め平均16トン、毎日ほぼフルカーゴの状態が続いている」とした。
最後に日系企業の進出事例紹介として三井物産(株)の「ベルギーAntwerpにおけるタンクターミナル事業」について同社の事業開発部・ケミカルロジスティクス推進室の西村健太郎マネージャーが説明した。セミナーの終了後にはベルギー・フランダース地方の郷土料理やベルギービールが振る舞われ、出席者の意見交換と親睦が図られた。
