Lufthansa Cargo AG(LCAG)は3月7日、成田市内のホテルで、カスタマー・アドバイザリー・ボード「LCAG、新たなるステージへーB777F型機導入」を開催、顧客フォワーダーら約80名が出席した。
このイベントは、現在、MD11Fで運航中の成田〜Frankfurt間の貨物便を、2016年3月29日の成田到着便からB777-200Fに全面変更するにあたり、新機材の説明と日本市場へのメリットを紹介することを目的に開催されたもの。
開会のあいさつに立ったLCAGの十河宏・東日本地区統括本部長(=写真右端)は、「B777Fを成田に就航できることを誇らしく思う。新機材導入はLCAGにとって日本市場が戦略的に重要であることの裏付けであり、LCAGは日欧間でB777Fを運航する唯一の航空会社になる」と語った。
続いて小島啓孝営業企画部長(=写真左から2人目)がB777Fについて説明した。この機材は旅客機の改造機ではなく設計段階から貨物専用機として開発されたため「使い勝手がよい」うえに、「航続距離が伸びたため自在な路線設定が可能となり、搭降載のしやすさから定時運航率がMD11Fに比べて1割強向上し、2016年2月実績で89.8%になった。燃費効率は17%アップ、二酸化炭素排出量は25%減を実現している。騒音制限の厳しい空港にも乗り入れ可能」と優位性を列挙した。
キャパシティについては「最大102トンまで搭載可能で、メインデッキ27枚、ローワーデッキ10枚の搭載ポジションを持つ。また、幅広の貨物室ドアと高さ3メートルの天井高が特徴」と説明。様々な貨物形状に対応できる新機材の安定した輸送力をアピールした。
オペレーションについては「成田〜Frankfurtを週6便(火水木金土日)で運航、到着便はノンストップ、出発便は仁川経由となる」とし、夜21:00頃に出発した貨物は現地時間翌朝6:00過ぎの到着になるので、td-FLASH利用の貨物であればFrankfurtで午前中引き取りが、また、転送貨物であれば同日昼の便に接続が可能となること。一方、成田到着が従来より早くなることで輸入にメリットがあることや、成田での十分なトランジットタイムを確保できる利点を挙げた。
セミナーの後はジョイント・ベンチャー・パートナーであるANA Cargoの瀬屑誠取締役・国際貨物販売事業部長(=写真右から2人目)が乾杯の発声を行い、懇親会が行われた。写真左端はANA Cargoの嶋崎聡取締役・オペレーション事業部長。
